試合経過

　雨天中止を挟み3週間ぶりとなったこの試合は、志願の登板となった森崎投手が、四死球6つを出すが1失点に抑えて今期初勝利となった。ボールの勢いもあり店舗も良かったので、コントロールさえまとまれば試合は簡単に作れる投球を披露し、苦しい投手事情に希望が見えた。その後は治部田、小竹、石原、齋藤の継投となったが、それぞれテンポ良く投げきったので、今後に期待が持てる内容だった。

　攻撃は課題がはっきり見えた。初回は相手のミスもあり3点先制したが、2回1死満塁からエンドランを打ち上げダブルプレー。3回は1死1塁からエンドランを打ち上げまたまたダブルプレー。5回は無死2.3塁からのエンドランをスイングせずにタッチアウトとなり、この試合は1度もエンドランが決まらなかった。

　結果的に8得点できたものの、均衡した試合では確実に取っておかないと苦しくなるので、チャンスで打席が回ってきたときは必ず頭に入れてもらいたい。